meiinso
Product & Service
Overview
福井県の老舗印鑑事業会社のイノベーションから生まれた、命名ギフトの商品ブランディング。
サービスのUX導線設計のサポート、プロダクトデザイン、ツール作成などを実施。
期間:
12か月
施策:
リサーチ(市場/ユーザー/自社・競合)
サービスのUX導線設計のサポート
商品プロダクトのUX導線設計
プロダクトデザイン
Webサイト作成
ツール作成(説明書/鑑定書 など)
Background
デジタル化が進み、道具としての印鑑の必要性が薄れるなか、創業127年の歴史を持つ印鑑会社が掲げる価値観をいかに次世代へ繋ぐか。老舗企業が挑戦する新しい事業イノベーションに参画しました。プロダクトデザインの開発とUX(ユーザー体験)設計に取り組みました。
Dialogue
プロジェクトは、デザインリサーチからスタート。主なターゲットを「出産祝いを贈る親・祖父母」に設定。印鑑は通帳や母子手帳と一緒に保管され、成人のタイミングで親から託されるケースが多いという慣習に着目しました。購入時の満足だけでなく、20年後の我が子が箱を開け、親の愛情を感じる瞬間までを見据えた長期的なUX導線をチームと設計。
Worldview
コンセプトは「人生の道しるべになる命名ギフト」。
名前は、両親や祖父母から最初に受け取る一生の贈り物。その「名」に込められた「想」を「印」という形に託し、生涯にわたり伝え続ける。誕生の瞬間だけでなく、人生の節目でこの箱を開けるたびに、自分が愛されて育ったことを再確認できる。そんな一生涯にわたり人生に寄り添い続ける宝物のような世界観を構築しました。
贈り手の想いを汲み取った内容を言葉にし、印鑑と一緒に印鑑箱に刻印するサービス。「名前」という唯一無二のアイデンティティに込めた想いをかたちにした、オーダーメイド命名ギフトへ。
Design
デザインコンセプトは「包む・丁寧・繰り返す」。
風呂敷や折形の文化背景をヒントに、大切なものを丁寧に扱い、愛着を持って使い続けるための設計にしました。箱には耐久性に優れ、古来より宝物を守ってきた桐材を使用。印鑑を包む紙には地元福井の越前和紙を用い、赤ちゃんの「おくるみ」を想起させる折形のデザインを採用。機能性と情緒性を両立させ、手にした瞬間から20年後の未来まで寄り添うアイデンティティを構築しました。
Shift
プロジェクトを通じて、次のような変化が生まれました。
1. 伝統産業の価値転換
印鑑を「事務道具」から「想いを伝える命名ギフト」へと再定義し、新市場を開拓。
2. 長期的な情緒的価値の創出
20年先まで設定したUX設計により、一生モノのブランド体験を構築。
3. 地域資源の再編と継承
越前和紙や桐材を機能性を現代に再編集し、価値をアップデート。
Credit
Client:
Kobayashi Daishindo
Consulting:
Gon Web Consulting
Creative Direction / Design:
Asuka Amemiya
Photo:
Mihi Kobayashi
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