UWASAWA UMETARO SHOTEN — Brand Foundation
Corporate
Overview
創業400年。栃木県日光市今市で、味噌・醤油・漬物の製造販売と朝ごはん専門店を営む上澤梅太郎商店。
「たまり漬」を生み出し、日光を代表する地域名産品へと育ててきた老舗です。ものづくりを軸に、地域の食文化を守りながら、人々の暮らしをより良くする商いを続けています。
&Shiftは、経営層・社員との共創を通して、経営・ブランド・組織を横断する基盤づくりを支援しました。
期間:
2019 - 2025
施策:
経営・ブランドコンサルティング
ブランド戦略
経営理念策定
行動指針策定
経営・組織基盤整備 など
Background
400年の歴史の先にある、これからを見つめる。
上澤梅太郎商店には、400年以上にわたり受け継がれてきた歴史と、地域に根ざした商いがあります。一方で、食生活や観光のあり方、生活者の価値観など、会社を取り巻く環境は大きく変化していました。漬物・味噌・醤油といった日本の食卓を支えてきた食品の消費が減少するなか、これから何を受け継ぎ、何を変えていくのか。会社として改めて方向性を見つめる必要がありました。
そこで、目の前の商品やデザインを改善することから始めるのではなく、まずは経営層と会社そのものに向き合うことからプロジェクトはスタートしました。これまで大切にしてきたことは何か。現在の会社や組織はどのような状態にあるのか。社会や地域はどのように変化しているのか。そして、この先どのような会社でありたいのか。過去・現在・未来を行き来しながら、これからの上澤梅太郎商店に必要な経営とブランドの基盤を、プロジェクトチームで整理していきました。

Dialogue
現場に入り、会社の現在地を捉える。
プロジェクトでは、毎月日光を訪れ、コンサルティングやミーティング、ワークショップなどを実施。現地訪問を通して、資料や数字だけでは見えてこない、現場のリアルや空気感を肌で感じながら、地域性や企業文化、組織の温度感をキャッチアップしていきました。
プロジェクトで大切にしたのは、あらかじめ用意した答えを提示するのではなく、ともに考え、答えにたどり着くこと。会社の状況について意見を交わし、本質的な課題はどこにあるのかを見極めながら。そのうえで、何から着手するべきか、どのような順序で進めるのかを検討し、経営・ブランド・組織を横断しながら必要な施策をプランニングしていきました。そして、現場から生まれる意見や考えにも耳を傾けながら、経営と組織の間を行き来するプロセスを大切にしました。

Worldview
受け継いできたものから、未来への軸を見つける。
上澤梅太郎商店が長い歴史の中で大切にしてきた価値観や商いの姿勢、その土地との関係を見つめ直し、経営層がこれから目指していきたい未来と重ねながら、これからの会社を支える経営理念を整理していきました。


VISION(目指す未来)、MISSION(「目指す未来」のために 地域や社会に対してできること)、VALUE(「目指す未来」のために お客様のために提供すること)として、次のように設定しました。



Design
理念を、日々の仕事へ。
理念や方針を策定した後は、それらが日々の仕事につながっていくための仕組みを整備。
働く一人ひとりが日々の仕事で判断するための行動指針、業務フローや作業手順、目標設定、評価制度など、会社を動かす具体的な仕組みへと展開していきました。組織の状態や成長速度を見ながら、その時に必要な施策を検討し、実施、検証することを繰り返しました。

それぞれを個別の施策として扱うのではなく、理念から日々の仕事までを一つの流れとして捉え、それぞれがつながり、機能していくための仕組みを整えていきました。

Shift
プロジェクトを通じて、次のような変化が生まれました。
1. 会社の未来を支える、経営の軸へ
理念や価値観を明確にし、これからの経営や判断のよりどころとなる軸を構築。
2. 会社の未来を見据える経営へ
中長期の視点から会社全体を俯瞰し、これからのあり方や方向性を考える経営へ。
3. 理念が日々の仕事につながる仕組みへ
理念や方針を、組織の仕組みや業務の仕組みへ展開し、一人ひとりの日々の仕事につながる基盤を整備。
Credit
Client:
UWASAWA UMETARO SHOTEN
Brand Direction:
Asuka Amemiya / Norio Suzuki / Takeshi Shimada
Asuka Amemiya / Norio Suzuki /
Takeshi Shimada
Photo:
Masahiro Taguchi
Photo:
Mihi Kobayashi
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