新規飲食店の“0→1”をつくる。
戦略の深堀りから“独自の特徴”を発見!
成果内容
- 社内へのブランディングの教育
- 事業戦略サポート
- ブランド戦略立案
- 商品・サービス企画サポート
- ブランドネーミング
- コンセプト/ステートメント
- 総合クリエイティブディレクション
- ロゴ、VI、店舗ツール
ポイント
- Point 1
“ブランデイングの考え方とプロセス”を共有し、理解を深めながらの店舗づくり - Point 2
戦略の深堀りから“独自の特徴”が見つかり、メニュー内容が大きく変化 - Point 3
“独自の特徴”の確立で、立ち上げすぐファンの固定化とメディア取材の増加に成功
期間
- 約6か月(短期プロジェクト)
協力
- Photo: Miho Kobayashi
プロジェクトの背景
飲食店のクオリティが高い近隣地域では、「選んでもらい、通い続けてもらう」ハードルが高い。
これから立ち上げる店舗を「どのように特徴づけるか」を中心課題にすえ、
ブランデイングの考え方をオーナーに共有し、理解を深めるところからプロジェクトはスタート。
“自分”をとことん棚卸し
まずブランド戦略に向け「自身をとことん棚卸し」してもらい顕在的な思考を整理。
次にコンサルティングで「根底にある想い」「ビジョン」「理想のお客さま」など潜在的な思考を整理。
同時に現地を視察し、地域、人、飲食店を分析し、自社の方向性を抽出。
まずブランド戦略に向け「自身をとことん棚卸し」してもらい顕在的な思考を整理。 次にコンサルティングで「根底にある想い」「ビジョン」「理想のお客さま」など潜在的な思考を整理。 同時に現地を視察し、地域、人、飲食店を分析し、自社の方向性を抽出。
戦略が決まりメニューも変わった
棚卸しと分析を通して見えてきたブランドの方向性。
これによって料理の特徴も「発酵」という視点が加わり、メニュー開発の内容が大きく変化。
ブランド戦略に合わせて、日本酒の仕入れ、店舗の空間づくりなども進行。
棚卸しと分析を通して見えてきたブランドの方向性。 これによって料理の特徴も「発酵」という視点が加わり、メニュー開発の内容が大きく変化。 ブランド戦略に合わせて、日本酒の仕入れ、店舗の空間づくりなども進行。
“自社らしい”ブランドコンセプト
「誰に?」「真のベネフィットは?」「強みは?」「比較される競合は?」「競合と比較した際選ばれる理由は?」
これらを整理し、自社の存在意義を明確にし、と目指すポジションを設計。
「誰に?」「真のベネフィットは?」「強みは?」「比較される競合は?」「競合と比較した際選ばれる理由は?」
これらを整理し、自社の存在意義を明確にし、と目指すポジションを設計。
今回“自社らしさ”を伝える上で大切にしたのは、「自分の言葉で」想いを綴って頂くこと。
そこから、ブランド戦略に沿ってライティングを加えブラッシュアップ。
“独自の特徴”を訴求する
ハイレベルな飲食店が多い商圏事情を考えると、「分かりやすい他との違い」の訴求が大切に。
コンセプトを伝える前段階として、ブランド名とともに飲食店としての「独自の特徴」を訴求。
ハイレベルな飲食店が多い商圏事情を考えると、「分かりやすい他との違い」の訴求が大切に。 コンセプトを伝える前段階として、ブランド名とともに飲食店としての「独自の特徴」を訴求。
*ブランドネーミング
「心」と「体」に良い。ここから生まれる、ここから始まる、ここから変わる、きっかけとなる場。
「此処」という誰かの居場所、「個々」の集まる場所、「今日もここから!」という合言葉。
*ブランドロゴ
「」は、そこに何かがある空間の象徴であり、あるものごとを注目させる記号。
ココカラという「場所」の存在意義をシンボライズ。
また「」は、会話を表す記号でもあり、「コミュニケーションが生まれる」という意味合いも。
戦略に沿ってアウトプット
*キービジュアル
「コミュニケーションが生まれ「つながる二人」、また「中華と発酵」の出会いを「向き合う擬人化した二人」で表現。
温かみある店内と、多彩な料理を立たせるため、ブランドロゴのモノクロ・シンプルなラインを踏襲。
ブランドの温度感を「身近でちょっとした愛嬌のある」印象に。
*空間演出
「心も体も満たされる誰かの居場所」をテーマに、日本酒を感じるさりげなさを意識しつつ、
一人呑み客が入りやすく、居心地よく過ごせる空間を目指し、木のぬくもりやグリーンを活かした演出に。
店内は、カウンターのみにし、店主とお客さん、お客さん同士がコミュニケーション取りやすい構造に。
*料理
「中華と発酵」をテーマに、化学調味料不使用の自家製発酵調味料を使い、体に良く日本酒にも合う創作料理。
全メニュー、一人呑み向けにちょこちょこ食べられる小皿料理。
*お酒
日本酒をカジュアルに楽しめるラインナップや、新しい呑み方提案など一人ひとりに寄り添うスタイル。
*料理
「中華と発酵」をテーマに、化学調味料不使用の自家製発酵調味料を使い、体に良く日本酒にも合う創作料理。
全メニュー、一人呑み向けにちょこちょこ食べられる小皿料理。
*お酒
日本酒をカジュアルに楽しめるラインナップや、新しい呑み方提案など一人ひとりに寄り添うスタイル。
オープン後の反響
「中華と発酵」×「日本酒」という独自性から
地元飲食系メディアから取材依頼が多数。
「他にないジャンル」「心地よく一人呑みできる」
ことから常連客を早期に獲得し、
つながりきっかけが生まれる場として近隣に広がり中。
最後に
ブランディングのプロセスを実践を通し、オーナーと一緒に進行したことで、
ご自身の事業を、「ブランド戦略に沿って運営する」考え方を身に着けて頂くことができました。
今後は更に、コンセプトを体現するため、料理・サービス・コミュニケーションの追求を行っていくとのことです。
&Shiftは、新しいステージへのシフトを考えるあなたのパートナーとして、ブランドづくりをサポートします。
これからの展望やご相談など、ぜひお聞かせください!